個別メール機能では、メール到達率の向上(迷惑メール回避)、電子署名による改ざん防止、および返信・エラー(バウンス)メールをBowNowで正常に受信・処理するため、専用のDNSレコード(CNAME・TXT・MX)を設定します。
画面に表示されたすべてのレコードをDNSへ登録し、ステータスが「検証完了」となることで個別メール機能が利用可能になります。
ドメイン申請・設定前の注意点
普段ご利用中のメインドメイン(例:cloudcircus.co.jp)のMXレコードを変更すると、社内メールが一切受信できなくなる重大な不具合が発生します。必ずBowNow専用のサブドメインをご用意の上で設定してください。
※申請ドメインの選定や設定前の詳細な注意事項につきましては、あらかじめ以下のマニュアルをご確認ください。
【個別メール・重要事前確認】申請ドメインの詳細仕様と設定前の注意事項
各DNSレコードの役割と設定理由
個別メール機能の技術仕様に基づき、以下の理由から各レコードを設定します。
SPF(送信許可サーバーの指定)
迷惑メール判定を防ぐための設定です。送信技術用サブドメイン(bn-mail.〜)に対して設定するため、メインドメイン側のSPFレコードを変更せずに認証を通過させます。
DKIM(電子署名による改ざん防止)
メール本文の改ざんがないことを証明します。イージーDKIMによる鍵の自動更新(ローテーション)に対応するため、指定のCNAMEレコード3件を設定します。
DMARC(なりすましメール対策・監視)
なりすましメールを防ぐためのセキュリティ設定です。対象のサブドメインホスト(_dmarc.〜)へ直接登録することで、個別にDMARC認証を成立させます。
※メインドメイン(_dmarc.cloudcircus.co.jp 等)のDMARCレコードについては、一斉送信メールの設定時にすでにご設定いただいている場合は、重複して登録・変更する必要はありません。
MX(メール受信・エラー通知サーバーの指定)
不達(バウンス)エラー判定用(bn-mail.〜)と、リードからの返信メール取り込み用(申請サブドメイン宛)の2種類を設定します。エラー判定とメールの双方向受信を行うために必須となります。
設定するDNSレコード一覧
※実際に設定する値は、BowNow管理画面[設定]>[個別メール設定]に表示された内容をご確認ください。
※DNSサービス側で「優先度(Priority)」と「値(ホスト名)」の入力欄が分かれている場合は、優先度欄へ 10 を入力してください。
サブドメイン設定項目(BowNow送受信専用:例 mail.cloudcircus.co.jp)
画面で発行される7件のレコードをTYPE(種類)ごとに登録します。
【 CNAME レコード(計3件) 】
-
ホスト名:
[1~3]._domainkey.mail.cloudcircus.co.jp
送信メールに電子署名を付与し、改ざんがないことを証明するDKIMレコードです。鍵の自動ローテーションに対応するため3件設定します。
【 TXT レコード(計2件) 】
-
ホスト名:
bn-mail.mail.cloudcircus.co.jp/ 値:"v=spf1 include:amazonses.com ~all"
個別メールの送信サーバー経由で送信されるメールのSPF認証(カスタムMAIL FROMのSPF認証)を通過させるためのSPFレコードです。 -
ホスト名:
_dmarc.mail.cloudcircus.co.jp/ 値:"v=DMARC1; p=none;"
サブドメイン個別に明示的なDMARCポリシーを適用し、ドメインのなりすましを防止・監視するDMARCレコードです。
【 MX レコード(計2件) 】
-
ホスト名:
bn-mail.mail.cloudcircus.co.jp/ 優先度:10/ 値:feedback-smtp.ap-northeast-1.amazonses.com
送信メールの経由表記(via表記)を削除し、不達(バウンス)エラーメールを BowNow 側で正しく受信・判定するためのカスタムMAIL FROM用MXレコードです。 -
ホスト名:
mail.cloudcircus.co.jp/ 優先度:10/ 値:inbound-smtp.ap-northeast-1.amazonaws.com
リードからの返信メールおよび個別メールの受信データをBowNow側に取り込むための受信用MXレコードです。
メインドメイン設定項目(送信専用:例 cloudcircus.co.jp)
画面上ではTYPE(種類)ごとに以下のレコードが表示されます。
【 CNAME レコード(計3件) 】
-
ホスト名:
[1~3]._domainkey.cloudcircus.co.jp/ 値:[1~3].dkim.amazonses.com(計3件)
送信メールに電子署名を付与し、改ざんがないことを証明するDKIMレコードです。
【 TXT レコード(計2件) 】
-
ホスト名:
bn-mail.cloudcircus.co.jp/ 値:"v=spf1 include:amazonses.com ~all"
個別メールの送信サーバー経由で送信されるメールのSPF認証(カスタムMAIL FROMのSPF認証)を通過させるためのSPFレコードです。 -
ホスト名:
_dmarc.cloudcircus.co.jp/ 値:"v=DMARC1; p=none;"
ドメインのなりすまし防止および監視を行うDMARCレコードです。
※一斉送信メールの設定等ですでにのDMARCレコードが設定されている場合は、再度の追加・登録は不要です。
【 MX レコード(計1件) 】
-
ホスト名:
bn-mail.cloudcircus.co.jp/ 優先度:10/ 値:feedback-smtp.ap-northeast-1.amazonses.com
送信メールの経由表記を削除し、不達(バウンス)エラーメールを BowNow 側で正しく受信・判定するためのカスタムMAIL FROM用MXレコードです。
認証・検証の仕組み
DNSサーバーへ設定後、DNS情報の浸透を待ちます。
画面左メニューの [設定]>[個別メールを設定する] 画面へアクセスした際、システムが最新の認証状態を自動で検証します。全DNSレコードの正常な浸透・認証が自動検出された時点で、個別メール機能が自動的に利用可能状態へ更新されます。
注意事項(DMARC・DNS仕様)
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受信用MXレコード設定時の注意:
「BowNow送受信専用(サブドメイン)」宛てのメールは、設定後すべてBowNowへ取り込まれます。他の用途(社内メール等)で使用していない、BowNow専用のサブドメインを設定してください。 -
メインドメインのDMARC重複設定について:
一斉送信メール設定等で、すでにメインドメイン側へDMARCレコード(_dmarc.メインドメイン)を登録済みの場合は、個別メール用に再度追加・変更する必要はありません。 -
サブドメインDMARCの検証仕様(直接登録必須):
BowNowの検証システムは、対象サブドメイン宛(_dmarc.サブドメイン)にv=DMARC1で始まるTXTレコードが直接1件登録されているか のみを確認します。親ドメインからの自動継承やsp=タグ(サブドメインポリシー)による記述では検証エラー(未設定判定)となりますので必ず直接登録してください。 -
DMARCレコードの重複禁止:
同一ホスト名にv=DMARC1レコードが複数(2件以上)存在する場合、仕様により検証エラーとなります。すでに登録がある場合は既存の1件のみを維持してください。 -
ホスト名の二重化(入力ミス)に注意:
ご利用のDNSサービス(お名前.com等)の仕様により、ホスト名欄にドメイン名まで入力すると_dmarc.mail.cloudcircus.co.jp.mail.cloudcircus.co.jpのように重複登録される場合があります。相対値・絶対値の指定ルールをご確認の上ご登録ください。