メール配信直後に、開封数やリンククリック数が突然急増(異常値が発生)しました。本人の操作でしょうか?
多くの場合、本人の操作ではなく受信側のセキュリティソフト(Microsoft Defender等)による「自動スキャン」が原因です。
これはBowNowの不具合ではなく、受信側の環境がウイルスやフィッシング詐欺を防ぐために、システムが自動でチェック(開封・クリック)を行う仕様となります。
概要・仕様
BowNowのメール計測における、セキュリティソフトの影響範囲と定義は以下の通りです。
- 自動開封: システムが配信直後に、メール内に埋め込まれた開封検知用の画像を自動で読み込むことで発生します。
- 自動クリック: システムがURLの安全性を確認するために、リンク先へ自動アクセスすることで発生します。
- 計測除外不可: 受信側のシステムによるアクセスのため、BowNow側で自動的にこれらの数値を除外する機能はありません。
- 海外IPの記録: セキュリティサーバーが海外にある場合、アクセス履歴に海外(主に米国等)のIPアドレスが記録されます。
自動アクセスと判断するポイント
管理画面上の数値が「本人の操作」か「システムの自動スキャン」かを判別する基準は以下の通りです。
- 配信からの経過時間: 配信から数秒〜数分以内に、人間が読むには早すぎるスピードでURLがクリックされている。
- 規則的なアクセス間隔:1分おき、あるいは数秒おきなど、機械的に一定の間隔でアクセスが繰り返されている。
- 特定の企業の傾向: 配信先のリスト内で、特定のドメイン(例:@example.co.jp)を持つリードにのみ反応が集中している場合は、その企業のセキュリティ設定による影響と判断します。
- アクションの詳細: リード詳細の [タイムライン] を確認し、滞在時間が 「0秒」 かつ直帰率が 「100%」 となっている場合は自動アクセスと判断します。
注意事項
- 実態との乖離: Microsoft 365(Outlook)等のセキュリティ強化に伴い、管理画面上の数値が実態よりも多く記録される場合があります。
- 分析時の考慮: 配信直後の急激な数値増加は「システムによるもの」として考慮し、実際のリード行動と切り分けて運用してください。
- 数値の削除制限: セキュリティソフトが検知した「開封」や「クリック」のログを、後から統計から除外したり、個別のアクション履歴から削除したりすることはできません。
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IP除外の登録: 特定のIPアドレスから継続的に大量のアクセスがあり、解析に支障が出る場合は、そのIPアドレスを「計測除外IPアドレス」に登録することで、数値を正常化できます。
- 設定場所:[設定] > [システムを設定する] > [トラッキングコードを変更する] > 「計測除外IPアドレス」 欄
- 詳細手順:特定のIPアドレスのアクセスを計測から除外する方法