リンククリックに数値が反映しない原因は複数あります。
メールに記載されたURLが原因の場合
①トラッキングコードが設定されていないページのURLを記載している
②BowNowのサイト設定に登録の無いドメインのURLを記載している
③リンク設定をしていない
送信後の動作が原因の場合
①トラッキングされたCookie情報と異なるユーザーで流入し、Unknownとして登録された
②クリックした環境がIPアドレス除外をしていた
③クリックした環境がオプトアウトしていた
④差込みコード情報が受信側で変更され、配信されたリード情報と結びつかずUnknownとして登録された
上記が主な原因となります。
メールに記載されたURLが原因の場合
トラッキングコードが設定されていないページのURLを記載している
「メールから流入」アクションを取得する為には、BowNowのトラッキングコードがページ内に設定しており、またBowNowのサイト設定でURL登録後インストール済みの環境であドメインのWebページでないと情報の取得をすることが出来ません。
例えば、YouTubeなどの自社が所有していないドメインのURLを記載いただいてもクリックは計測できません。
リンク設定をしていない
HTMLTメール作成時にリンクの設定がされていない場合、「メールから流入」アクションを取得することは出来ません。
リンクの設定をお願い致します。
送信後の動作が原因の場合
自社のIPアドレスをIPアドレス除外をしており、テスト送信後に挙動が反映されないというお問い合わせをいただきます。
IPアドレス除外を行っている環境におきましては「サイトアクセス」「メールから流入」といったアクションは取得されませんのでご注意ください。
除外した環境からのアクションの取得は出来かねますので、確認を行いたい場合はIPアドレスの除外をしていない回線からご確認いただく事をお願いしております。
お客様への本配信を行い、リンククリックを取得出来ない場合はUnknownにて流入している可能性があります。もしくは、顧客環境下においてオプトアウトしている場合も「メールから流入」や「サイトアクセス」のアクションが取得できません。
多くの場合、Unknownでの流入が確認されていますので、下記具体例とUnknownで流入した場合の名寄せ設定についてご案内致します。
- 「メールから流入」アクションを取得する為の差込みコード情報が、受信メーラーやセキュリティ設定などで書き変わる事象を確認しております。
- BowNowでは「メールから流入」アクションを取得する為に、URLの最後に「?bownowmail=sid~(配信したリード情報):配信したメール情報」といった内容を差込みリンク化します。
(テキストメールの場合「{{_bn_mailstopurl_}}」の差し込まれる内容になります。)
▼配信後リンクイメージ
https://faq.bow-now.jp/?bownowmail=sid~(配信したリード情報):配信したメール情報 - しかし、差し込まれたコード情報が、配信先のなんらかの設定により書き変わってしまう事象を確認しております。
その場合、Unknownとして「リンククリック」情報の取得は出来ますが、「どのリード」なのか、「どのメール配信」なのかといった情報を取得出来ない場合があります。
ご容赦願います。
Unknownとして流入する場合の具体例
メール内のリンクをクリックする前に、すでにBowNowにトラッキングされていたリードが、トラッキングされたCookie情報と異なるブラウザ、デバイスでメールから流入した場合、リードとしてトラッキングされずUnknownとして登録されます。
メール配信のリンククリックでは、配信を行ったリードがクリックしているかどうかを計測している為、Unknownになった場合数値としてカウントされません。
2019年1月1日にPCからA社のWebサイトを閲覧、フォーム送信を行ったリードBさんがいるとします。
その後、1月5日にA社はBowNowからBさんににメール送信を送りました。
Bさんが送信されたメールを通勤中のスマートフォンで開封したとします。
▼挙動例
上記の場合、フォーム送信を行ったBさんのCookie情報は社内のPCに依存しています。
その後A社からBowNowでメール配信を行った際に、Bさんがスマートフォンに転送設定されたメールをスマートフォンで開封し、メールに記載してあったアドレスをクリックすると、異なるデバイス、ブラウザでWebサイトを閲覧したため、Cookie情報が異なり同一の人物とBowNowでは認識することが出来ません。
(また、社内の人にメールを転送をしたり、そもそも配信したメールアドレスがメーリングリストで、複数人の人が閲覧しているなど同様の挙動になります)
配信したリードと開封したUnknownは同一人物と認識をしないため、メール管理画面のリンククリックの数値はカウントされません。
同一人物である、と分かった場合リードにUnknownユーザーを紐づけることでカウントされます。
Unknownで流入したユーザーをリードに紐づける
サイト状況を見るのページにてUnknownで流入したユーザーを発見した際に、リード情報に紐づける方法です。
※メールが転送され他の方のアクセスの場合もあります。統合を行う場合は注意してください。
①サイト状況からUnknownユーザーを確認
②Unknownをクリックし、リード詳細ページに遷移します。
③リード詳細ページ内「名寄せ設定」タブを開き、名寄せ候補のリード情報を確認します。
④名寄せ候補に挙がっているリードの、リード詳細ページへ遷移します。
⑤リードの詳細ページ内「名寄せ設定」タブを開き、UnknownのSIDと同様のユーザーを「統合」します。
統合を行うと、Unknownのトレースレポートがリード内に統合し表示されます。
一括で紐づける
リードを探すから「ユーザーの一覧を表示」させ、「検索結果への一括操作」>「名寄せ候補のアンノウンを統合」をクリックしてください。
リードの名寄せ候補となっているUnknownユーザーが全て統合されます。