ABMテンプレートの通知条件に出てきた、キーページとはなにか。また設定するべきコンテンツについてご案内していきます。
キーページとは
自社のトラッキングしているサイト内で検討レベルが高いユーザーが閲覧しやすいページURLをあらかじめ設定しておくことで、そのページを閲覧している人は検討度合いが高いと判断し抽出するためのページとなります。
具体的にキーページに設定するべきコンテンツについてですが、顧客へ自社の製品サービスをを導入したくなるために「4つの不」というものをで払拭する必要があると弊社では考えています。
「4つの不」とは
不信 信用できない
不要 必要ない
不適 他社のものでいい
不急 今じゃない
になります。この4つをWebサイト内で解消できるようなコンテンツがデジタルマーケティングを行う上で必要になってきます。
検討度合いは
不信<不要<不適<不急 の順で高まっていきます。
キーページに関してはある程度検討レベルが高まってきていると判断するため、「不適」用のコンテンツと「不急」用のコンテンツを閲覧している方は見込みレベルが高いと判断ができると考えています。
不適のコンテンツに関しては「他社でも良い」を解消するため、自社製品を導入いただくメリットを伝えるためのコンテンツになります。
・選定基準
・競合との差別化
・導入後のシュミレーション
・稟議の上げ方
・お客様の声
などが上げられます。
次に不急は「今じゃない」を解消するためのコンテンツになるので
・見積
・納品までや納品後のスケジュール
・サポート体制
・アフターフォロー
・お客様の声
などが該当します。
自社サイトにこのようなコンテンツがある場合、キーページはこのようなページを設定していただけると良いと思います。
もしない場合に関しては、基本的にはマーケティング戦略としてサイト内で製品遡及をする観点から言っても必要なコンテンツになりますので是非コンテンツを作っていくことをおすすめします。
不適・不急のコンテンツがサイトに無い場合のキーページ設定
コンテンツを作るには多少のお時間がかかると思いますので、上記のようなコンテンツがない場合には一旦下記のようなコンテンツを設定しておいて頂くといいと思います。
お問い合わせページ
問合せページまできているけど問合せをしていないというリードを検知できるので何かしらの検討をおこなっていると判断をすることができます。
製品・サービス詳細
ケースバイケースではありますが、製品サービスの商品、特に自社で売り出していきたい製品であれば見てくれているだけでアプローチをする価値があると判断するということも良いかもしれません。
よくあるご質問
よくあるご質問というページがあってその中に契約系の話がされているページがある場合に関しては、契約詳細を確認しているということで検討している可能性があると判断することができます。
自社のコンテンツが少ない場合に関してはもちろんサイトを改善していくことは必要にはなりますが、一旦は上記などを設定してみていただければと思います。
キーページの設定
キーページは「設定」>「ABMテンプレートを設定する」の画面の最上部「ABMテンプレート設定」にて設定できます。
- 設定はライセンスアカウントのみが出来ます。
- 設定の際はドメインから設定してください。
例:https://manual.bow-now.jp/basic/
http://~、https://~か始まる文字列でないと登録が出来ません。 - キーページに設定できるURLの文字数上限は255文字です。
キーページのURL情報にパラメータを設定することは可能です。
パラメータリンクの設定の仕様上「?○○=○○」の形式でパラメータ情報を取得します。そのためパラメータ情報を設定する場合は、
https://manual.bow-now.jp/basic/?bownow=sample
といった形での設定が必要になります。 - キーページのURLは完全一致です。
- キーページに設定できるページ数の上限は10個までです。10個登録しますと「キーページURLを追加する」ボタンが非表示となり登録が出来なくなります。
- キーページの設定を行わないと、ABMテンプレートの自動遷移がされないステータスが存在します。
例:ステータス「潜在」の場合、「顕在化」に遷移するためには
→対象アクションを30日以内で別日に2回以上、かつ指定したキーページを1PV以上 のアクションが必要になります。
全ての自動遷移を行いたい場合は、キーページの設定をお願い致します。
自動遷移の詳細はこちらから